舞台はニュージーランド、マオリ族の村。
男の子であるべきだった少女。
愛してるのに、どうしても受け入れられないおじいちゃん。
どうすればおじいちゃんは私を愛してくれるんだろう・・・?

まず、NZ行った時のことを思い出しました。
高校の語学研修でホームステイしたんだけど、
本当に本当に、いいところでした。

でもホームステイよりも感動したのが、
大自然とマオリ族のあったかさ。
自然がホントに、体を浄化してくれる感じ。
土ボタルも感動モノでした。NZ行ったら見とくべき!

マオリの人たちとは交流はあまりできなかったけど、
踊りを習ったりしました。
暮らしはミュージアムでしか触れられなかったけど・・
あの独特の鼻でするあいさつとか、表情だとか、
本当に温かい人達なんだと思えた。
何故か親近感をおぼえてしまうのは、
日本にどこか似てるんですよね。言葉も発音が似てる。
いまの日本が失ってしまったものがある気がします。

でもこの映画を見ると、
やはり民族ならではの厳しい現実があるんですね。。
多くの人が文化から離れたがるという現実も。
伝統を守るのは、そうそう楽なコトじゃありません。
族長となるための厳しい試練。
男は闘え、女は守れ。
それでも、パイケアは男の子以上に勇敢です。
そして、誰よりも自分たちの文化を愛しています。
すべての事情をわかったうえで、
それでも諦めない。自分の使命をわかってる。

でも男女の格差も、日本も昔そうだったように、伝統ならでは。
本当は、民族の女性たちも昔から我慢してるんです。
おばあちゃん達だってそうだったに違いない。
パイケアの頑張りを、自分と重ねて見てたんじゃないかな。

ラストは、やった!!という感じではないけれど、
しみじみと何かが変わったのが分かります。
きっと、クジラの島の未来は明るいねっ。
がんばれパイケアvv

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索