この前、初めて1SIZE上のスカートを買った。
何気ないけど、初めて買えたから。
いつかまたブカブカになればいいと思ってるケドね。
いまのあたしは醜い。まだ許せない。
けど、ちょっと受け入れ始めたのかもしれない。
あたしにとって、着れないサイズがあるなんて事は、
これ以上ない屈辱だった。
販売員さんが細い人だと、なおさらだ。
恥ずかしいなんてもんじゃない。
あざ笑われてるかのような、寒気がする。
服を体にあわせるんじゃなくて、
体を服にあわせる。
それがあたしのルールだった。
それを破ったのは、何年ぶりだろう。
ほんの少しだけ、気が楽になった。
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