どうしよ・・

2004年10月9日 日常
今日は、朝起きて、寝た。
昨日ウィスキーやらチューハイやら
たっぷり飲んで寝たせいで、
気持ち悪い&頭ガンガンする。。

昼も1回起きたものの、
お腹がすいてるのが怖くて、
食べないようにとまた即寝た。

夜、ふつうにごはんを作って食べて、
そしたらお母さんから電話があった。

そっか、忘れてた・・
いま、お父さんが東京にいるから、
明日あたしに会いにくるらしい。

お父さんか・・
お父さんは、とっても厳しくて、
小さいあたしに完璧に教育した。
いとこと、決まって毎年、
成績表を比べて。
あたしの方が勝ってるのを確認すると、
「よし」って表情する。
100点取っても褒めはしない。
あたりまえ。

あたしの赤ん坊のときは、
可愛くて仕方なかったって。
だから、「教育」だって、
憎くてしてたワケじゃない。
愛情があまり余って、ああいう形になったってコト、
あたしにも、頭では分かってた。

小学校まで、素直に、
外の世界をあんまり知ることなく
いぃコに育ったあたし。
はっ、と気づいて、
何かしら反抗し出したのは中学のときだった。

アホになろう、そう決めた。
テストは満点、でも、
ボケてぶりっコして、
みんなの注目をひいた。

小学校では話もできなかった友達と、
話ができた。
それだけでもうれしくて、
そこからあたしの「改造」が始まった。
「どういうキャラでいればいいか」
「どうしたらもっとおもしろいコト言えるんだろ」
自分を徹底して創った。

疲れるなんて、まったく思わなかった。
ただ、「お父さんの娘」ってイメージを
なくしたかった。

悪いコトも率先してやろうって決めた。
今まで自分が観れなかったテレビ、
雑誌、すべて父への反抗のために見た。
一言一言、
「お父さんの言葉は世間からずれてるんだ!
正反対が、フツウなんだ!」
反抗して、つっかかって、口ごたえした。

今考えると、中学前半の自分の行動は理解できない・・
ガンバリすぎだし、
まったく自分の意見を言わなかった。
解らなかったんだ。
どうやって人と話すか、
お父さんのせいで身についた、
「何でも分かる」的な態度をなくすか。

今ではこのとおり、
いたってフツー、ちょい派手、くらいに落ち着いた。
誰もあたしがインテリなんて思わない。
頑張るものは頑張る。
けど、ガリ勉に見られるっていうコトは、
今までもこれからも、
あたしにとって一番の屈辱。

まだ本当のあたしは分からない。
幼児期にさかのぼっても、
もっと本当の自分にはほど遠い。

入院したあとから、
お父さんの態度は180°変わった。
何でも買ってくれる、
怒らない、
あたしのいうことはなんでも肯定する。
信じられない。

それは苦痛すぎる。
あんなに厳しいお父さんを
ここまで変えてしまうほど、
あたしは苦しめて、当たって、
時には暴力だってふるった。
今もその関係は変わっていない。

あんなに憎んだお父さんだけど、
入院の前もあとも、
あたしはずっと、
どこかで認められようとしてた。

大学受験もそうだった。

でも、こんな状況になってるなんて。
たった1年前は想像もつかなかった。

やっと、お父さんの肩の荷がおりると思ったのに。
やっと、認めてもらえて、心配かけなくて済むって、
思ってたのに。。。

今は、弟に厳しさが移動してるみたいだ。
ずっと、こうなることは分かってた。
でも、本人は、
自分があたしに甘すぎるようになったせいで
反動で弟を叱るってコトは分からないだろう。

それだけ一直線で、生真面目で、
周りが見えなくなる人。

いまは、尊敬してるって100%言える。
でも、どうやって今までの償いをすればいいんだろう。
大学に入って、ちゃんと一人で暮らせることが、
せめてもの償いになるって思ったのに。
それもできなかった。

何千回誤っても足りない。
そのためにお母さんだって、どれだけ苦しんだだろう。
今でも言う、あのころのあたしと父は酷かったって。

どうしよう、
会ってどんな顔すればいいの???
しかもこんな体で。
お金もドブに捨てるように使って。
とんでもない親不孝者。

どうしよう、ちゃんとした大学生になれなかったよ。
あたし、まだ許してもらうにはとてつもなく長いよ。
無条件で愛されるなんで絶対思わないから。
でも今どうすればいいのか全く分からないんだ。
道がない。

どうしよう。。。
たった半年ぶり。
なのに、父親に合わせる顔がない。

途方にくれて泣きながら、
また食べて詰め込んで吐いた。
またお酒を飲み干した。
寝ててもだるい。
どうしよう、どうすればいい??

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