あたしはずっと勉強してきた。
当然だけど。
そして、これからも。
初めに糸が切れたのは、
拒食とちょうど同じ、中学生のとき。
入院してもなお
「大丈夫です。勉強はします。
受験もします。勉強は嫌いじゃないから。」
って言ってた。
ずっと、苦もなく勉強してた。
小学校まで、小さい頃から、
お父さんが先生だった。
(本当に先生なんだけど。。)
頭は、きっとよかったんだろう、
入院するまで、3番以下になったコトはない。
1番になるのは何も苦労なかった。
当然。ホントにそんな感じ。
初めて挫折を味わったのが、
拒食で何も頭が働かないっていう状況を体験したとき。
入院で、過食がとまんなくて、
気づけば勉強なんて仕方を忘れてたとき。
「脳にまで栄養がいかなくなったんだ。
もう、前みたいにあたしは勉強ができないんだ」
そう思った。
諦めかけた。
いや、諦めたかったのかもしれない。
お父さんの出身校でもあり、
地方で一番頭のいい高校へ行くことが叶わなくなった。
「仕方ないんだ、仕方ない。」
言い聞かせた。
あたしは、受験をしなくても
中学の成績だけで認めてくれる。
ただ試験を受けるだけでいいと言って、
入学を許可してくれた高校へ行った。
入学して、1年生。
何故かあたしは、
特進クラスへ入っていた。
ホッとしたのと、
「また頑張らなきゃ・・」という重圧が襲った。
初めのうち、
信じられないほど、
全く「勉強」をすることができなくなってた。
息が苦しくなる。
宿題のために家で机に座ってるのが辛すぎる。
やろうとするとパニックになる。。
頭をあちこちにぶつけて、
脳を本気で壊そうとしたこともあった。
「もう、だめ。あたしは今度こそダメなんだ。
どうして落ちぶれさせてくれないんだろう。」
クラスを落としてほしいのに、
あたしは何故か頑張っていた。
1年生のうちは、全く「ダメ」だった。
それよりも、いきなり違う環境で、
過食で太った体を戻し、
フツウの可愛い女子高生になることに必死だった。
また、拒食になりかけて、
冬になるとほとんど学校へ行けなくなった。
ようやく普通の食事をつられてできるようになった2年生。
思えば、最高潮だった。
彼氏とか、文化祭とか、青春をまさに満喫してた。
成績も、また上がっていった。
「やった、まだできる。
頭はまだ腐ってなかったんだ」
また、自分を信じ始めて、
もとのように頑張り始めた。
後半になると、受験の話もでてくる。
「高校はリベンジ。
こんな高校に入ったけど、
今度こそ受験でミンナ見返してやる。」
そう心のどこかで思ってたあたしは、
ついに、自分を調節するのをやめた。
頑張りすぎて疲れる。
そんなコト忘れて、また自分の実力を
すべて出す時なんだって心に決めた。
オーバーヒートを防ぐために、
キッパリ理系を捨てて、
とともにプライドも捨て、
文系を極めることにした。
これはちょっと勇気がいることだった。
でも、体育は昔からそうだったように、
「これだけは全然ダメ!!」って決めて
弱点をさらけ出して、
それもキャラなんだって思うことで平気になった。
あたしは、頑張った。
いま考えても、あの3年間であんなに伸びるなんて
信じられない。
志望大学をどんどんレベルアップして、
「できるヤツ」を取り戻した。
合格して、それからの自分は、
有頂天だった。
ついに、やった。
受験できた。見返せた。従兄弟に勝った。
見た目も忘れなかった。
目指してた「勉強できるのにそう見えないヒト」になれたかも。
いろんなコトで今までのリベンジ成功。
何かのヒーローにでもなった気分だった。
そう、まさか、今こんなになるなんて。
思いもしなかった。
まさか、過食?
まさか、休学?
自分の中で何がおこってるのか、
まだはっきり解らない。
春、大学生活は、まさに夢みてたモノだった。
あたしは、欲張りすぎたんだろう。
今まで、どこにでも、
諦めるポイントはあったのに。
ココまで来て、
ついに諦めるときだ、そういうコトなんだろうか。
そのくらい、あたしは全てがガス欠になって、
ストップした。
大学は、今までのようには行かない世界。
そんなコトは解ってた。
手を抜くところは抜いて、
今までのぶん楽しむ。
そのくらい、自分もできると思ってたのに。
どうしてみんなあんな楽しそうなの??
全然楽しくない。
毎日苦しい。
だって。
一人暮らし、飲みにサークルに、恋に遊びにバイト、
プラス勉強・・
とてもできなかった。
すべてを完璧になんてできないんだ。
自分は、何も「できるヤツ」なんかじゃなかった。
最高の、やりくり下手。
やっぱり、ずっとトップを行ってなきゃダメだった??
一度落ちたら、もうどうしようもないの??
それくらい、みんな信じられないぐらい楽しそう。
あたしだけじゃないって、
みんなそれぞれ大変なんだって、
そんなコトは解ってる。
だから過食くらい。。
我慢しなきゃいけないのに。
でも、過食だけじゃない、問題は。
どうしたらいいの??
すべてが、調節きかなくなってしまった。
話し方、わかんない。
生活の仕方がわかんない。
自分の好みがわかんない。
ガマンの程度が、わかんない。
ストレスの程度が、わかんない。
頑張る程度が、わかんない。
怖いよ。
あたしはできないんだ。
もうできない。
思いたくない、そんなこと。
なのに、思い知らされた。
もう夢も、諦めなきゃいけない??
じゃぁ何のために東京へ来たの?
あたしはこれから、どうするんだろう。
また、勉強ができるのかなぁ・・
もうやめたいよ。
でもダメだ、このままじゃダメなんだ。
どうか復活して。お願いだから!!
夢を諦めさせないでください。
当然だけど。
そして、これからも。
初めに糸が切れたのは、
拒食とちょうど同じ、中学生のとき。
入院してもなお
「大丈夫です。勉強はします。
受験もします。勉強は嫌いじゃないから。」
って言ってた。
ずっと、苦もなく勉強してた。
小学校まで、小さい頃から、
お父さんが先生だった。
(本当に先生なんだけど。。)
頭は、きっとよかったんだろう、
入院するまで、3番以下になったコトはない。
1番になるのは何も苦労なかった。
当然。ホントにそんな感じ。
初めて挫折を味わったのが、
拒食で何も頭が働かないっていう状況を体験したとき。
入院で、過食がとまんなくて、
気づけば勉強なんて仕方を忘れてたとき。
「脳にまで栄養がいかなくなったんだ。
もう、前みたいにあたしは勉強ができないんだ」
そう思った。
諦めかけた。
いや、諦めたかったのかもしれない。
お父さんの出身校でもあり、
地方で一番頭のいい高校へ行くことが叶わなくなった。
「仕方ないんだ、仕方ない。」
言い聞かせた。
あたしは、受験をしなくても
中学の成績だけで認めてくれる。
ただ試験を受けるだけでいいと言って、
入学を許可してくれた高校へ行った。
入学して、1年生。
何故かあたしは、
特進クラスへ入っていた。
ホッとしたのと、
「また頑張らなきゃ・・」という重圧が襲った。
初めのうち、
信じられないほど、
全く「勉強」をすることができなくなってた。
息が苦しくなる。
宿題のために家で机に座ってるのが辛すぎる。
やろうとするとパニックになる。。
頭をあちこちにぶつけて、
脳を本気で壊そうとしたこともあった。
「もう、だめ。あたしは今度こそダメなんだ。
どうして落ちぶれさせてくれないんだろう。」
クラスを落としてほしいのに、
あたしは何故か頑張っていた。
1年生のうちは、全く「ダメ」だった。
それよりも、いきなり違う環境で、
過食で太った体を戻し、
フツウの可愛い女子高生になることに必死だった。
また、拒食になりかけて、
冬になるとほとんど学校へ行けなくなった。
ようやく普通の食事をつられてできるようになった2年生。
思えば、最高潮だった。
彼氏とか、文化祭とか、青春をまさに満喫してた。
成績も、また上がっていった。
「やった、まだできる。
頭はまだ腐ってなかったんだ」
また、自分を信じ始めて、
もとのように頑張り始めた。
後半になると、受験の話もでてくる。
「高校はリベンジ。
こんな高校に入ったけど、
今度こそ受験でミンナ見返してやる。」
そう心のどこかで思ってたあたしは、
ついに、自分を調節するのをやめた。
頑張りすぎて疲れる。
そんなコト忘れて、また自分の実力を
すべて出す時なんだって心に決めた。
オーバーヒートを防ぐために、
キッパリ理系を捨てて、
とともにプライドも捨て、
文系を極めることにした。
これはちょっと勇気がいることだった。
でも、体育は昔からそうだったように、
「これだけは全然ダメ!!」って決めて
弱点をさらけ出して、
それもキャラなんだって思うことで平気になった。
あたしは、頑張った。
いま考えても、あの3年間であんなに伸びるなんて
信じられない。
志望大学をどんどんレベルアップして、
「できるヤツ」を取り戻した。
合格して、それからの自分は、
有頂天だった。
ついに、やった。
受験できた。見返せた。従兄弟に勝った。
見た目も忘れなかった。
目指してた「勉強できるのにそう見えないヒト」になれたかも。
いろんなコトで今までのリベンジ成功。
何かのヒーローにでもなった気分だった。
そう、まさか、今こんなになるなんて。
思いもしなかった。
まさか、過食?
まさか、休学?
自分の中で何がおこってるのか、
まだはっきり解らない。
春、大学生活は、まさに夢みてたモノだった。
あたしは、欲張りすぎたんだろう。
今まで、どこにでも、
諦めるポイントはあったのに。
ココまで来て、
ついに諦めるときだ、そういうコトなんだろうか。
そのくらい、あたしは全てがガス欠になって、
ストップした。
大学は、今までのようには行かない世界。
そんなコトは解ってた。
手を抜くところは抜いて、
今までのぶん楽しむ。
そのくらい、自分もできると思ってたのに。
どうしてみんなあんな楽しそうなの??
全然楽しくない。
毎日苦しい。
だって。
一人暮らし、飲みにサークルに、恋に遊びにバイト、
プラス勉強・・
とてもできなかった。
すべてを完璧になんてできないんだ。
自分は、何も「できるヤツ」なんかじゃなかった。
最高の、やりくり下手。
やっぱり、ずっとトップを行ってなきゃダメだった??
一度落ちたら、もうどうしようもないの??
それくらい、みんな信じられないぐらい楽しそう。
あたしだけじゃないって、
みんなそれぞれ大変なんだって、
そんなコトは解ってる。
だから過食くらい。。
我慢しなきゃいけないのに。
でも、過食だけじゃない、問題は。
どうしたらいいの??
すべてが、調節きかなくなってしまった。
話し方、わかんない。
生活の仕方がわかんない。
自分の好みがわかんない。
ガマンの程度が、わかんない。
ストレスの程度が、わかんない。
頑張る程度が、わかんない。
怖いよ。
あたしはできないんだ。
もうできない。
思いたくない、そんなこと。
なのに、思い知らされた。
もう夢も、諦めなきゃいけない??
じゃぁ何のために東京へ来たの?
あたしはこれから、どうするんだろう。
また、勉強ができるのかなぁ・・
もうやめたいよ。
でもダメだ、このままじゃダメなんだ。
どうか復活して。お願いだから!!
夢を諦めさせないでください。
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