なんだか、軽い気持ちで観てしまっただけに
とってもとっても切なくなりました。涙

長い人生の末、その先にまだ何か残っているのかわからない。
今までの道のりは間違いではなかったのに、
なんなんだろう、この虚無感は。

あたしはまだまだ小娘だけど、
歳をとれば何か見えるはずだって、
ずっと何となく信じてきました。
でも、いくつになっても人は、
自分の人生が何なのか、
何か意味があるのか、なんて
はっきりとは見えてこないものなんですね。

パートナー(ここでは妻)への不満が
完璧になくなることなんてありえないし、
大事に育てた子供だって自分にさっぱり理解できないことを
平気でするし・・
(ここでは娘が、チンピラのような男と結婚しちゃった)

頑張って生きてきたのに、
結果を目の当たりにすると何とも言えない。
このDVDの写真の、
ニコルソンの頭の上の雲が・・
「もやもや感」をすっごいよくあらわしてるなぁ。

こっちまで、この先の人生が
さらにさらに不安になってしまったw

でも、最後のシーン、
シュミットが援助をしている、
遠くはなれた孤児からのプレゼント。
あれが、シュミットさんがやってきたことが
初めてカタチになった瞬間。

あぁ、これでよかったんだって、
やっと嬉しい気持ちになれます。
文章にすると単調すぎるけれど、
なんだけとっても心に「絵」として残る映画でした。

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