今年は、
数えるほどしかヒールの靴をはかなかった。
こんな年、今までに無かった
少なくとも「大人」になってからは。
地上についている面積が、最も多かった年だろう。
休んだ。
いっぱいいっぱい休んだ。
時にパワーを求めて遠出しては、また休んだ。
眠っても眠っても足りない。
すべてが「無」になった一年だった。
病気の事だとか、
将来の事だとか
後悔してもしきれない。
し出したらキリが無い。
でも、実際のところ後悔でいっぱいで
涙も出ないほどからっぽで
何から後悔、懺悔したら良いのかわからない。
それほど救いようのない年だった。
いつの間にか歳をとって
いつの間にか堕ちて堕ちて
堕ちても終わらずに底をかき分けた。
終わりなんてやって来ないんだ。
ただ、ここに存在する限り
「〜したら終わり」「こうなったら終わり」なんて無い。
それを嫌でも思い知った。
今でも手探りで、縋るものを追いかけて
それでも体は動いてなくて
凍って
凍りついて
いつになったら解けるのか。
私のなかではまだ、2003年から時が止まっている。
動かさなければ。
少しギギギ、と音がしても、
時計の針を動かさなければ。
焦るな。
焦れ。
走るな。
走れ。
歩け。
いつかまた、高いヒールを履いて歩く自分と再会するのか
正反対の、ありのままの裸足の自分が存在するのか
今はまだ分からない。
これでもまだ分からない?
解らない。
ただ、今の私は「またヒールを履きたい」と思ってやまない。
来年はどうやって進むのか
ヒールを折って転げるのか
裸足でもいいと思えるのか
知りたい。
知りたいから、もう少し頑張る。
頑張れ。
踏ん張れ。
頭の中で夢の中で
逃げまわって逃げつくしたから
目をとじて戦ったつもりになっていたんだから
今度こそは走らずに
歩けるように。
歩き方を覚えさせてゆけるように。
2007.12.31
数えるほどしかヒールの靴をはかなかった。
こんな年、今までに無かった
少なくとも「大人」になってからは。
地上についている面積が、最も多かった年だろう。
休んだ。
いっぱいいっぱい休んだ。
時にパワーを求めて遠出しては、また休んだ。
眠っても眠っても足りない。
すべてが「無」になった一年だった。
病気の事だとか、
将来の事だとか
後悔してもしきれない。
し出したらキリが無い。
でも、実際のところ後悔でいっぱいで
涙も出ないほどからっぽで
何から後悔、懺悔したら良いのかわからない。
それほど救いようのない年だった。
いつの間にか歳をとって
いつの間にか堕ちて堕ちて
堕ちても終わらずに底をかき分けた。
終わりなんてやって来ないんだ。
ただ、ここに存在する限り
「〜したら終わり」「こうなったら終わり」なんて無い。
それを嫌でも思い知った。
今でも手探りで、縋るものを追いかけて
それでも体は動いてなくて
凍って
凍りついて
いつになったら解けるのか。
私のなかではまだ、2003年から時が止まっている。
動かさなければ。
少しギギギ、と音がしても、
時計の針を動かさなければ。
焦るな。
焦れ。
走るな。
走れ。
歩け。
いつかまた、高いヒールを履いて歩く自分と再会するのか
正反対の、ありのままの裸足の自分が存在するのか
今はまだ分からない。
これでもまだ分からない?
解らない。
ただ、今の私は「またヒールを履きたい」と思ってやまない。
来年はどうやって進むのか
ヒールを折って転げるのか
裸足でもいいと思えるのか
知りたい。
知りたいから、もう少し頑張る。
頑張れ。
踏ん張れ。
頭の中で夢の中で
逃げまわって逃げつくしたから
目をとじて戦ったつもりになっていたんだから
今度こそは走らずに
歩けるように。
歩き方を覚えさせてゆけるように。
2007.12.31
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