2008年2月5日 Voice
さっき、ニコニコで
麻薬のドキュメンタリーを見ていた。

何故かわからないけれど、
私はああいう教育ビデオ的な
トラウマトリガー的なものが大好きだ。
昔から。

小学生の頃から、シンナーとか覚せい剤とか
いろんな映像を見せられたけれど
そういうドロドロとした「怖い」ものが好きで
なかでも昭和の香りがする古臭いものは特に怖くて
よく憶えている。
この間も「リタリン」のドキュメンタリーを凝視してしまった。

今見ても、なぜだか興奮してしまう。
本当に、何故か分からない。
「底辺」はほかにもあると思いたいのか
恐怖をおぼえるという感覚が好きなのか
他人の不幸が楽しいのか(それは無いと思いたい)
単純に教訓として頭に残っているということなのか
…なんなんだろう。

アルコール依存になった時は、
真剣に人生が終わるかもしれないと思った。
本当に、クスリと変わらない。
ズルズルと滑っていく音が聞こえるようだった。
自分で「ヤバイ」と気付いてよかった。
完全に狂っていた。酒のためなら外出もできた、
バイトもできた、過食も止められた
だからといって
過食よりマシなんて、そんなわけがなかった。

食べ物は必要不可欠であって、体に害はないもので
アルコールはほかでもない「薬物」なんだ。

…正直、それだからこそ過食は恐ろしいんだけど。
誰も止めてくれない。
自分だけが苦しい苦しい言っていて、
縁のない人には死んでもわからない。
「ダメ。ゼッタイ。」とは言われない。
一度陥ってしまったら、身体的障害は残らなくても
日常生活から「断つ」ことはできない。
「正しい摂取のしかた」を学ぶ必要がある。
ほどほどに。適度に。人並みに。

やっかいだ。
全部やっかいだ。
0か100か、じゃないんだ。

…なにが言いたいのか分からないけれど
そのドロドロとしたモノへの好奇心は、怖い。
自分で好きといいつつ、なんか怖い。
完全なるエンターテイメントのグロ映画好き、とはまた違う、
背徳感みたいなものがつきまとう。

そして気分が悪くなって
久々に過食嘔吐。
んー、過食までいかないけれど。
そしてお腹が減った。
至って健康な自分が憎い。

そうか。
「憧れ」だったのか?
廃人になりたいの?ガリガリに戻りたいの?

それなのかもしれない。
それもまた恐ろしいことだ。
しかも昔からずっと。

まだ、このままじゃ終わらないのかもしれない
自分の中にまだ誰かいるのかもしれない
そう思うと
寒気がする。と同時に
自分を痛めつけてやりたくなる。この感じ、何て言ったらいいんだろう。
ワクワクにも似た、恐怖。

そしてまた安定剤と睡眠薬を飲む。
これも依存なんだろう。
好んだものはすべて「依存」なんだろう。
そう思わないと支えがなくなるから。

程々、という言葉ほど得体の知れないものはない。

+++++++
今日も一日、寝て終わった。
もったいない…とも思わなくなった。
夢を見ていたい。夢の中で生きたい。

目が覚めるといつもいつも絶望する。
寝ていたい。
明日も明後日もその後も、目が覚めなければいいのに。

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