せ、生還。

2008年2月9日 日常
はぁぁああぁぁぁぁ
PHOTO日記で書きましたが(自己満足的に)、
きょうは病院。

と同時に、今年いちばんの積雪。
浮かれて写真なんて撮ってる場合じゃなかった。

いつものごとく車で母に連れて行ってもらったのですが
進まない進まない。
視界はどんどん遮られて、
とけたと思った道路の雪の上にまた新たな雪が…。
所々歩くよりも遅いスピードで、いつもの2倍時間がかかりました。

もうこれじゃ帰れないね、という事になって
電車で帰る話をしたとたん軽い過呼吸になってびっくりした。
ライヴで乗ったのに。
今はまったくそんなテンションじゃない。
マンキツ?カラオケ?ビジホ?
どれにしても予想外の人物に接しなきゃいけなくなる。
頭がぐわんぐわん言って、
とにかく想像できなくて、パニックになって
そのまま診察。

というのも、病院(と餌のカラオケ)に行くのにも
夕べから一睡もせずに化粧を延々として、何回も髪を巻いて
テンションを分刻みで上げていって、やっとの外出だった。
それ以上なんてその時点ではチラリとも考えなかった。

メイクやなんかをしたところで、滑稽さが際立つだけなのに
この体系じゃ。中身がこれじゃ。
それでも、久々にフル活動したライヴに頭がリセットされて
そのレベルの「外出用意」をしなきゃ外に出られなくなっていた。
誰に見せるわけでもない。
先生と、カウンセラーと、受付と、カラオケの店員と。
終始巻髪を気にして肩がこる。
自分が毎日していたことって、こんなに緊張を要するものだったのか。

結局よくわからないまま、診察とカウンセリングが終わった。
コラージュ、今日は完成できなかった。
この「創作活動」にもパワーが要る。
気分を表すって何だ。
ひとつの作品になっていないと嫌だ。
それこそ、写真に撮って遺せるような。
心理療法としての「アート」は難しい。
人に見られながら「造る」ということだけでも
それで何かしら心の中が読まれるであろうことも。

カラオケはいつもの2時間の半分、1時間。
あっと言う間だった。
これも自分にとっては「挑戦」で
最近一晩で覚えた歌をいきなり歌えるかに挑戦し始めた。
昨日からはまったく興味のない「アクエリオン」(あなたと…合体したい…)
の歌を何故か繰り返し聴いて、ぶっつけで歌った。

…最近思うんだけど、アニソンって気持ちいいなぁ。
声がぶりっこできるし、声質で勝負してるものが多いので
声では敵わないから「普通」に歌えるし。

何かを血迷って全部観たハルヒの歌は定番になった。
もちろんEDのほう。
ローゼンはアニソンじゃないな、でも無印、トロイ、オーベル、全部歌う。

そんな感じで、用事が済んで、
外に出てみると雪が雨に変わっていた。
道路も凍結することなくしゃびしゃびになっている。
これは…車でもいけるかもしれないと。
覚悟を決めて(母が)帰り道の運転を始めた。

お、いけるいける。すべらない!
スタッドレスじゃないけど、大丈夫!
…と思って何時間後だろう。
家から2、3kmの地点で謎の大渋滞。
いつもは車も人も通っていない道なのに。
たぶん前方の車がスリップして道をふさいでるんだろう。
でも、それにしては対向斜線の車はスイスイ来る。
交通整理がなされていないのだ。
1mmも動かないまま、何時間も過ぎた。
携帯の電池も切れ、警察が動いてるのかも判らず
ただただ待ちぼうけ。

車を置いて積った雪の上を歩きだす人、
雪上トイレを設置(?)し出す人、それに便乗するひと
待てど暮らせど動きは無い。
もしや誰も通報してないのか?
様子の見えないこちらからじゃ何も言えない。
携帯の電池、切れてるし…
止まろうにも、そこは何もない、コンビニひとつない僻地。
ガソリン節約のために車は急冷却状態に、
さっきまで見ていためちゃイケも見られず
誰もが無言のまま何時間も経った。


そして…
眠りのトンネルを抜けると、そこはマイホームだった。
すみません、寝てしまったようで…
お母さんすみません。

とにかく壮絶だった。
お母さんにコーヒーキャンディとビターチョコを補給しつつ、
寒さと空腹で死んだかと思った。
それにしても「空腹」は嬉しい。こんな状態でも。
まずお腹がからっぽになる事が無くて苦しかったから。

家の近くで買ったコンビニおでんと肉まんを持って帰宅。
ストーブにあたりながら、着替える。
体の芯まで冷えきって、冷たさも痛みもわからない。

こういう時のおでんの効き目は異常。

+++++++
今日は代々木でのライヴだったので携帯で2chを見ていると
こんな雪の中音漏れ組がいて驚愕した。
そんな…解散ライヴじゃあるまいし!!!死ぬよ!

それくらい、虜にされた者にとってのライヴって
偉大なんだろうなぁ…私にはできなひ。
凍え死ぬと同時に、むふぉー、生殺し。
考えただけで泣けてくる。

解散ライヴを想像してちょっとしんみりした。
遠くは…ないんだろうな…
ローリングストーンズみたいになって欲しくもあるけれど。
今現在まで現役なのが夢のようだもん。
新しいファンの顔ぶれもいっぱい見られて、
海外でそこそこ知名度上げてきて(アニメだけど)
でも…

支えが無くなった日私は、どうなっているのか全く分からない。
分かりたくないのに、想像できてしまうのが怖い。
ただ、一生聴き続けはするだろう。

あの某CMのように。
宝物。

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