糖塊塩塊脂肪塊

2008年5月6日 Voice
Tちゃんとの電話で得た
ほんのちょっとした情報
Kとの電話で感じた
ほんのちょっとした不安
父の帰宅で覚えた
ほんのちょっとのストレス

…もう限界だ。

没頭する事も無くなってしまった
もう限界だ
何もかもが許せなくなってしまった

また元に戻った


久々に

吐いては食べ、吐いては食べ
…そこで終わるので下剤を投入
睡眠薬を飲もうとするも
下剤と両方効いたらどうしようと葛藤
おかまいなしに両方投与

そのそばからまた過食。
また嘔吐。
リセット。やり直し。

でもリセットされてはいない

私は吐くのが本当に下手なので
薬は溜まりにたまってゆく
どこまでがどれなのか
今どこなのか
全く判らず

それでも体内に流し込む

ゴミが散乱してゆく。
食べ物のにおいが充満する。
視界がぼやける。
体が顔が浮腫んで痛い
何処を触っても痛い、不快で柔らかく痛い

吐く時の圧力と摂り過ぎた塩分で
また、
要らなくも懐かしい激しい頭痛
酷い肌荒れ
手に残った赤いアザ
続けると黒く硬くなって吐きダコとなる痕

それでも懲りずに何かを求め
流してゆく



またあの感情がやってくる
小さい頃から歪んだ私が抱いていて
誰にも言えなかった汚い感情
薄汚れた子供だった事を証明する感情

私が
難病だったならば
太る心配などしなくて済むのに
私に
障害があったならば
無条件で愛され独り占めできるのに


療育センターで働く母
母が面倒を見ている子供達が妬ましかった
弟の次にはあの子達

どうして私は健康なの
どうして私は誰からも放っておかれるの
独りなの
独りでいなきゃいけないの



まざまざと見せつけられ
蘇る感情

あの子達が何も解っていないと思ったら大間違いなのに
あの子達はもっともっと苦しいのにもどかしいのに

それでも腹立たしさが拭えなかった
顔を合わせていたならば
きっと蹴り倒していただろう
あの頃の私

今はそんな母と同じ事がしたいとも思う
これは何
贖罪のつもりなんだろうか



そうだ
あんな小さな頃から
こんな巨大な悪魔だった
食に支配され劣等感しか知らない悪魔

今もそう
センターは小学校に変わり
母に面倒を見て貰える小学生が羨ましい
かと言って家に居て欲しくもない
放っておいて欲しい

忘れられるのは嫌
放っておいて欲しい

子供に戻りたい
大人になりたい
自立したい
甘えたい
縋りたい

母でなくていい
男でもいい
誰でもいい
私を抱けるものなら抱いてみろ

そんな奴いない
自分ですら触れたくないのだから



骸骨になって死にたい
肉片になって死にたい



死ねる奴らが羨ましい
ねえ
頂戴よ
そんなに苦しいなら
その愛と病を私に頂戴
喜んで受け取る

全部私のもの
全部私のもの


私が一番不幸
私が一番苦しい

だから私だけを見て
私の心配をしろ

私はもう要らないから
私を見て



なんて汚らわしい
腐りきった根性



死ね。
本当に死ね。

こんな心も肉体も顔も要らない
要らない
要らない
要らない
要らない

助けて
これが届かないから
助けては貰えないのだから
自分しかいないのだから


もう駄目
疲れたよ
疲れたんだ
もう嫌なの
全部嫌なの

全部嘘なの
私は嘘

私は便器に流された汚物と一緒
一心同体
流れていく物達は
私の一部と一部と一部と



だから私は欠けて
なのに別のもので膨張してゆく

汚い
死ね。
触るな
私について来るな

失せろ
潰れろ
消えろ

腐り果てて死ね

部屋から出たくない
独りになりたい
独りでいるのは怖い
暗いのは怖い
暗闇で眠りたい

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