ordinary world

2008年5月21日 日常
まただ。

汗でびっしょりになって、目が覚めた。
同時に冷めた汗が体を冷やして
寒くて寒くて震える。

ずっと熱っぽさが続いていて
割れるように頭が痛くて
お風呂にも3日入れていない。
薬も飲み逃している。


全てが元通り。
「東京」という魔法が
出発前にして解けたようだ。



疲れた。
自分がただの汚物にしか感じられない

実際そうなのだ。
ただの廃棄物。
私専用の処理場。
私自身が、焼却炉。

溜めては棄て溜めては棄て
その度に焦げ痕を残される



夢の中で私は
何故かウエディングドレスを着て
全速力で逃げていた。

向かう先には担任の先生がいて
行く先々に高校の”友達”がいて
先生に助けられながらも必死に逃げる。

途中で何度も倒れて、ベールが引き千切れて
乱れた髪をそのままに
また走り出す。
なだめる先生の声は聞こえない。
何故ここにいるのかも分からない。
何故こんな格好をしているのかも解らない。

奇怪な目で見る通行人。
ボロボロになった私は、言葉を忘れ
声の出し方をも忘れ
何も解らずただただ泣き叫ぶ。



人は誰一人、気にとめない。
私は記憶喪失のように
異国に棄てられた物のように
何も言えずに泣いている

叫ぶ事もなく泣いている
出ない声で叫び泣いている




何故あんな夢を見たのだろう
誰かが結婚するなんて話は聞いていないのに
増してや私にそんな気もそんな予定もさらさら無いのに


起きたら丁度朝の8時だった。
期せずして生活リズムが整ってしまった。

時間を持て余す。

IEを開いて、チケットが来たという知らせが無いかを確認する。
…まだだ。
今回は本当に遅い。
遅いうえに、来てから取引をするのだから
間に合うかも不安だ。

到着したら確認の為座席を知らせてくれるようお願いして、
現地で受け取る事にしよう。



気持ち悪い。
気持ち悪い。

着た事もないドレスの締め付けが、感触が、
まだ体に残っている。
こんな不可解な夢は初めてだ。



何故かTちゃんの事を思い出した。
夢に出てきた女友達ではなくTちゃんの事を

会いたい。
Tちゃんに会いたい。


東京へ行って
Kに会って
帰って来て
少しでも自分の事が平気だと感じたら
会えるだろうか。
自分の体への不快感が緩和されたら
Tちゃんも私の事を受け入れてくれるのだろうか



…怖い

そんなの無理だ。
そんなの、求める権利は私には無い。
私は何を期待しているんだろう
一体何人の人間に愛を求めれば気が済むのだろう

自分で愛してやれないばかりに
独りで我慢できないばかりに
耐える強さが無いばかりに



でも会いたいんだ
ただ会いたい

このままでも良いと言いたい
このままではいけない
会える筈が無い


泣きながら、
まだ観ていなかった「ラスト・フレンズ」の1話を観た。
更に泣けてきてどうしようもなく
リビングへ行ってTVの電源を入れて
エアロバイクに乗って2話から続きを観た。

耐えきれなくなって
足も止まって
やっぱりこうしてベッドの上に戻って来た。



耐えるんだ
耐えなければ

嘔吐で焼けた喉が痛い
傷の付いた喉が焼けるように痛い
腫れた顔が痛い
浮腫んだ身体中が痛い


満たしてくれるかな
ねえ
本当は 東京じゃない、ライヴでもない
満たしてくれるかな
自分でそれを受け入れられるかな

あと10日で
どう変わるんだろう
どう変われるというのだろう

でも耐えなければ
とにかく
泣いてはいられない
堕ちてはいられない

焦るな、焦れ 焦るんじゃない

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