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2008年5月24日 音楽
今日は病院。

何週間ぶりだろう、
メイクをして「服」を着て行った。
雨でジーンズの裾が濡れて大変な事になった。


何故か「100均へ行かなきゃ」と思って
早目に家を出たのだけれど、
良く考えたら靴の修理も母が出してくれていて
(100均の修理セットで直す事が多かった)、
バスの中の枕も解決したんだった。


用が無くなっていた。

「入れば何かしら買っちゃうよね。笑」と話しあって、
結局空いた1時間をカラオケに使った。


いつものように、アニソン懐メロ大会。
母から懐メロを学んで、
百恵ちゃんは私が教えて。笑
初めて五輪真弓さんの「恋人よ」を歌った。
その後に沢田知可子さんの「会いたい」を入れていて
すんごいしんみりした事になったw


母の声は本当に綺麗。
透き通っていて、裏声がよく伸びる。

ずっと合唱部で、今も地域の合唱に参加する程歌が好きだから。
(母の高校時代の部活メンバーさんは、
 劇団四季に入っていたりする(!)美女と野獣を観に行ったなあ)


いつも羨ましかったな。

いつだったっけ、
私が歌に興味を持ち始めて家で歌っていたら
「●●は歌手にはなれないな」と父か母に言われたんだ。
それから私も躍起になって歌を練習するようになった。
今思えばただ”うるさかった”のでふざけて言っただけだろうに。
友達と行っても
「楽しむ」「盛り上がる」「ストレス発散」
だけでは決してなかった。
どこか「上手くなきゃ、褒められなきゃ」と思っていた。

……もうそんな事関係無いし、
私は私の声が嫌いではなくなって
こうして母と何度もカラオケに行けるのだから
とても楽しい。
今は純粋に「楽しい」。



歌手になりたいわけでも無いのに、
何をムキになっていたのかな。
本当に、必要の無い所で負けず嫌いなんだ。昔から。
…今でもヒトカラでは「うたスキ」で必死に練習するけれどw
それは趣味の域。
自在に声を操れたほうが、それは楽しいし。


母と対照的に地声+裏声タイプなので、
それもまた良しとする。
ラルクも演歌もアニメも歌えるし、ハモれるしね。
母がゆずや『君をのせて』や『あの素晴らしい愛を(ry』を歌うと
決まってハモリを入れる。
帰りの車で
「●●がハモってくれるとすっごい気持ちいいの。
 お母さんハモリなんてできないから。これ本当に親孝行だよ」
と母が言って
その何気ない一言が凄く凄く嬉しかった。

こっちこそ、
ハモる方が実は気持ちいいから自然にやってしまうのに。



やっぱり、
親子して歌が好きなんだなあ、と思う。

音楽の趣味こそ離れ離れとはいえ、
やっぱり家族皆音楽が好きだ。
父はクラシックヲタク。母は正統派。私はクラシックにロック。
…弟が謎。
アニソンならきっと通じるww


アニソンレパートリーは着々と遡りつつ増えてる。

今日は
ふしぎの海のナディアの『ブルーウォーター』と
らんまの『猫飯店メニューソング(シャンプーちゃんの)』と
きんぎょ注意報の『わぴこの元気予報!』と
ピーターパンの冒険(ハウス)の歌と
幽遊白書の『微笑みの爆弾』と
ママレードボーイの『笑顔に会いたい』と(アニメ流れて感動)
…あとは定番、
アクエリオンと鳥の詩とドクロちゃんとハレ晴れと不思議Angel。
などなど。

ママレードボーイ。。。
あれ…あんなの日曜朝にやってたんだよ!!?w
小学2年生の私はドキドキしながら早起きしてキスシーンとか見て、
初めに起きてリビングに入ってくるのがお父さんだとドギマギしてたっけ。



猫飯店を母がえらく気に入ってた。
懐かしいなあ。
私もカラオケ画面で見るの初めてだったから感激。
書いてあるのは中国語なのに
ふりがな日本語。
「スブタ」は酢豚じゃなくて、4文字の漢字だし。

あと母が爆笑してたのが
『名古屋はええよ やっとかめ』
懐かしの名古屋フラッシュ。笑
なーごーやーは〜えーえぇよ〜♪
…これ東京にいた頃に見まくってたなぁ。
ケバいだの五月蠅いだの何だかんだ言って、故郷名古屋大好きですw
ユーニモール〜サカエチカ〜♪
エスカには玉木宏がいたんだでよー。



あっという間に一時間が過ぎて、
病院の待合室でiPodに入れていた百恵ちゃんの映像を一緒に見た。

これまた母が感動していた。
「こんなにカッコ良かったっけ!?えぇぇ〜!?
 鳥肌立った!あんたが惚れるハズだわ」と。
家に帰っても「百恵ちゃん、良かったわー」と言うので
いろんな映像を見せたりした。
デビュー映像とか、友和さんの話とか。笑

ありがとうYouTube。ありがとう無料ソフト。



私のお気に入りトークは断トツで
(結婚が決まったあとのトリオのトークで)


「(百恵は)どうしてる?」「ん?愛してる」



……くぅぅうぅぅぅう〜っ!!!
カッコいいいぃぃぃいいぃぃ悶える。

その発言が違和感0。 

もうそのぐらい、山口百恵という人は凄い存在。
永遠のカリスマ。
母はラストコンサートの中継を
当時バイトしていた産婦人科のテレビで必死で観ていたそう。
それをつべで拾ってiPodに入れてると思うと
ちょっと自分に腹が立ちますが、
百恵さんを知っている年代の人が親で、
それをネットで見られる時代に生きている事を幸せに思う。

百恵ちゃん。
アイドルなんて呼ぶにはもったいねぇ。
これから全曲制覇してやんぞ。
せっかく似た声に生まれた(らしい)んだから
ラルクと共に愛し続けます。百恵さんの歌。



+++++++
家に帰って。

母がどうしても
アリプロの「ヴェネツィアン・ラプソディー」を歌いたいと言って
メモを取っていた。
「ヴ、よね?アーティスト名は?アリ…A、LI?」と。



私が携帯からFMで飛ばして車でかけたり
カラオケで歌ったりしていたら、凄く気に入っていたみたいで。
透明感があって、母の好きそうな歌と曲。
「『まだ云わないで呪文めいたその言葉』の人だよ」と言うと
「なるほど〜それっぽい」と納得していたけれど

ふと思い出して
「映像や、他の曲目を見たら多分びっくりするよw」
と言っておいた。

あくまでも歌に関してはアイドルっぽくて正統派で、
ラルクでもドロドロした曲やPVには驚く母だ、
きっと「美しい」と思う前に卒倒すると思う。笑



他にも、
坂本九さんの「心の瞳」を聴かせたら感動していた。
私はこの曲は合唱として知ったのが初めで。
亡くなる直前に歌われたものだなんて知らなくて。
この前聞きながら何気なく調べてみて、
エピソードを知って
一晩中泣くほど感動したんだ。

合唱も知らないと言っていた母は、
少し涙ぐんで「九ちゃんが亡くなった時は本当に騒然としたのよ」
と話をしてくれた。

やっぱり私達は、
歌が好きだ。



余談。

母のメモは俳優の名前にまで及んだ。
初めて見た「ごくせん」で
「この子誰だっけ?金八先生出てなかった?(出てない)」とか、
「じゃああの慶応でサッカーやっててイケメンパラダイスは…」とか。

(母のメモには『三浦春馬(14才)』『水嶋ヒロ(イケメン)』w
それに加え『生瀬勝久(なませ・14才父)』。

14才でいいのか!「の母」は要らないのかっ!
ちゃんとそれを見て思い出すか心配。笑)








+++++++
あれ、
病院。。。

病院は、ふつうでした。

カウンセリングのコラージュも支離滅裂で。
「散乱」というタイトルになりました。
もう東京行きしか頭にないので、
悩みを相談しつつ東京での目的を話しつつ。
2週間休む事になるので、
「サファイア」のURLをメモした生い立ちのページのコピーを渡して来た。
こんな事をするのは初めてなので、軽く緊張。

診察でPMSの事を先生に相談したら、
今はいろんな良い薬が出ているので
来月も酷いようなら考えましょう、という事になった。
そう、
生理前の過食は一般的なもの。
決して摂食障害と直結するものではない。
ただ
吐いてしまうからタチが悪いんだ。

そこからはもう「過食」以外の何ものでもなくなるから。
キリが無くなるから。



とにかく、
あとは東京東京。
「会うのが怖い」とカウンセリングで話したら
「大丈夫、前に進めてるんだから!」と言われた。
そうだ。
Kなんてどうでも良いんだもん。
怖く、ないもん。

…顔だけでもどうにかならないかな。。。
浮腫みは辛い。
本当は、怖い。。



という、
何故か百恵ちゃん中心となった一日でした。
でも、母と穏やかな時間が過ごせた、と100%言える日だった。
有難う。
少しでも成長して、帰ってきます。

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