bande dessinée

2008年10月10日 Voice

もう解らない。

どのテンションで
どの文体で
どの言語で表せばいいのか

分からない。

全部全部嘘の様な気がするの。
言葉通り全部。
私なんて居ない、という思いが消えない。
誰にも認められていない。
誰の為にもなっていない。

此処は吐き出せる場所の筈なのに
吐きだせない。
身構えてしまう。

自分が誰なのか
それは漫画のコマからコマへと移り変わるようで
其れ所か
1コマを終えると全く別の漫画へ移るようで

頭の中がバラバラで。
幸せな事に、親は居ても　縋る事は許されないから
いや、許されているのに
充分縋っているのに　どうしてこうも寒いのか
どうして満たされないのか
何が足りないと云うのか

問い詰めてやりたい。

夜中からずっと、薬の整理をしていた。
眠剤が、実はスーパーの袋一杯分も溜まっている。
だるくて眠ってしまうから。
でも無いと不安でおかしくなりそうで。

紙袋に纏めて入れ
ブランド物の鞄が入っていた保護袋に入れて
棚の奥深くに仕舞った。
もう　手を伸ばさないと誓って。

食後の薬も整理した。
お気に入りの小さな缶に、ひとつひとつ鋏で切って
分けて入れた。
…何時までこの状態が保てるか判らないけれど。

深夜から流れている、
入るだけ欲張って詰め込み焼いたアリプロのCDから
『月光夜』が流れている。

　「少しだけ今だけ　生きるのをやめよう」

私は何時まで
やめているつもりなのだろう

透明な音。透明なのに色を感じる声。
癒される。

この世界を見せてくれて、有難う。
教えてくれて有難う。

鏡は見ない。
今見てはいけない。
今見ては駄目。

この世界から現実に　引き戻したくない
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