濫用

2009年2月7日 日常
今日は病院の日。

でも、久々に重なる嘔吐のせいで
身体に全く力が入らず…直前までぐったり。

休もうかと思ったけれど、
外に出ずに余計鬱を長引かせるのを想像して
やっぱり行く事に。


出しっぱなしにしていたニットを着て
マスクと共に外出。
もちろんメイクなんて無し。
乾かす気力も無く眠ったせいで
悲惨な髪の毛もそのまま。

…コテで流すまで伸ばした前髪、
やっぱりパッツンにしよう…。

なり振り構えなくなると、
人間は というか私は
どんな髪型でどんな格好になるのか
少し判った気がした。

極限。



本当に、今週はどうしたんだろう。
今までの事を思えば、
”(比較的調子の良い)先週はどうしたんだろう”
だけど
綺麗さっぱりと、どうやって生活出来ていたのか
思い出せなくて。

立ち上がり方、歩き方
呼吸の仕方に笑い方
全ての記憶が消え去っていた。


iPodに入れたあの曲で
無理矢理笑いながら車中を過ごした。

診察で、珍しく(?)先生が良い事を言った。

「氾濫させれば良いんだよ。ナイルみたいに。
 整備してダムになったら、大地は却って弱る。
 これは今までを取り戻すまでの必要な氾濫。」


言葉をくれたのが嬉しかったというより
エジプトに例えてくれたのが妙に嬉しくて。笑)
超壮大な話は、歴史好きの私の耳に何故かすんなりと入った。

…待合室のあの歴史雑誌、やっぱり先生の?


カウンセリングも、
今日は取り繕い無し。

メイクをすると何故か見開いてしまう目も
終始死んだままで、
敬語も不完全なまま淡々と喋った。

今回こうなったきっかけの
母のデジカメに写り込んだ
この世のものと思えない物体の事を
自己嫌悪も交えながら正直に話した。


見なければ、現実逃避したままでいられたのに
全ての悪い事を回避出来たかもしれないのに
目の当たりにしてしまった事は
そもそもこの現状は言うまでもなく
自業自得でしか無くて。

殆ど食べられないのを好都合と捉えていたのも
私が悪いだけで。

こうなるのは必然で。


それでも今は、忘れなければいけない。
一時でも忘れなければ
前へ進めない。


…そんな事までは言えなかった。
やっぱり 容姿の話をするのは
私にとっては街中で踊ってみせろというよりも
どんな写真が流出するよりも(そんな写真無いけれど)
恥で。恥で。
羞恥心などという言葉では表せない程で。
刺すような寒気。
それは日記である筈の此処ですら同じで。

これも皆自業自得。
私しか悪くない。
その癖自己防衛で足掻こうとする。気持ち悪い。


代わりの言葉なのか
「私が悪いんだから」を幾度となく口にした気がする。

カウンセラーさんの目の前の私は紛れもなく
”この世のものと思えない物体”。
それ以上何も言えなかった。


帰って、表面で笑いながら母と話していたけれど
冷静になると発狂しそうで
冷静なのに発狂しそうで
そんなものは勿論
ひた隠しにしなければ許されなくて

此処に私が居ないと思いたくて
思いたくて思いたくなくて
おかしくなりそうだから

今日はお終い。
頭が痛い
割れそうに痛い




「醜くなった だから死にたい」
これを躊躇無く書けたらどんなに楽だろう
すれば良いのに
私に邪魔されて出来ない

だからそんな事、思わない

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