快楽

2010年2月16日 Voice
この外見になってしまう度に、
幾度も幾度も懲りる事なく醜くなる度に
中身の嗜好まで一新するべきかといつも思う。

思い描くものだとか
「美しい」と思えるものだとか
「格好良い」趣味だとか
キラキラしたものに心を惹かれる事
女らしい曲線のものに感動する事
聴いてきた音楽を聴き、感動する事
耽美的と言われる文章に感銘を受ける事


全て、全てが分不相応で
そんな資格は無くなってしまった
失くすべきなんじゃないか

いつも
いつもそれを悩む。

自分の顔すら見えないPCの前で模索しているものが
全てが
電源を落とした後に映る私を嘲笑っている気がする。
全ての美しいものが 怖い。


じゃあ「以前」はその資格があったの?
ある訳が無い。

「美とは嘘」。

美しくいられるのは
美しい妄想のお陰だったのだ、と今は思う。


その妄想の中に
また生きたい。
どうしても、またそこへ行きたい。
それが一番 楽だから。
決して楽しくなくても 楽だから。

酔うのは楽だから。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索