禁忌

2010年11月11日 Voice

熱があって
確かに食事は摂れていなかったから
空腹だったのは仕方ない。

でも
あのチョコレートは間違いなく
吐く為に詰め込んだ。

吐けない。
吐けない。
全く　何も　吐けない。

顔が肥大する。
なのに体も肥大する。

それが何を意味するのか
考えたくもない。

痛い痛い
顔が痛いお腹が痛い

一番してはいけない事。

翌日の緊張による深夜から明け方の過食。
及びそれの失敗。
それによる不調やキャンセル。

それよりも
パニックになって
一番心配をかけてはいけない人に
電話をする。

最悪だ。
最悪最悪最悪。

今日はずっと、母が優しく
「心配かけて良いに決まってる」と。
あれこれの用事もあって、何度か電話をした
励まして貰ったし甘えさせて貰った
そんな一日ではあった。

今日で何度泣いたか笑ったか分からない。
東京へ来て初めて
こんなに電話をした。
電話口で泣いた。初めて。

久しぶりに甘えられた。
満足したはずだった。

その時点でもう
罪悪感も覚えたはずだった。
これ以上は甘えてはいけないと。

なのに
こんな終わり方。

死んではいけない。
死んではいけないけれど

今、感情が死んでる。
感じなきゃならない事を
何も感じない。

何も。

明日は朝早いんだ。