らすとすぱーと

2016年7月18日日常

予定日を目前に
もういっぱいいっぱいになっちゃって。
メソメソしてたら夫が新幹線に乗って来てくれた。

母にも夫にも甘えっぱなしだ
それも今だけだ。

こんなお姫様扱いされてていいのかしら、っていうのと
人生で１、２度の仕事してんだからいいか、との狭間。
安静指示が解除されてから一転、家事もしてるし歩いてるし
ギュンギュンに張っても我慢して動いてんのに
まだ何も起こらない。

生理痛の酷いやつみたいな痛みなんてずっとあるから
前駆陣痛とやらでも分からない。
とにかく、これは違うんだろう。

２ヵ月ぶりに夫とずーーーーっとくっついてた。
夫はひたすら　代わってあげられなくてごめん、と謝ったり
マッサージしたり遊んでくれたり笑わせてくれたり。
本当、何でこんなに優しいんだろう。
どうやったらこんな人に育つんだろう、と思うと
いつも義理の母への尊敬の念がとまらない。

もうここらで出て来ようって気になるだろう赤子よ！
…と思ったけどそんな上手くいくもんでもないよね

どうやら私の子宮はいい感じに機能的らしく
すくすく育っちゃってもう限界。
ｶｰﾁｬﾝ痛いよ重いよ
もう出て来ておくれよ

食事も制限してて私は体重変わってないのに
何だろうねこの子は。
元気ならいいんだけどさ
ぷっくぷくだったら笑ってやるんだからね。

ずっと心配かけやがって
こわれものを扱うように大事に育ててきたっていうのに
儚げな透明感あふれる子が生まれると思ってたのに
まったくもう、そこにいるのは分かってんだから
観念して出て来いってのよ

そんな中で予定日を過ぎた義理の妹ちゃんが無事に出産。
あー、焦る焦る。
この女特有の焦りは、夫には分かるまい。

気合いれるぞー。

夫に上手く立ち会わせたいな、そればっかりだ。
出て来てくれれば痛くてもどこ切られても何でもいいけど
一握りの希望は捨てきれない。

＋＋＋＋＋＋＋

早すぎるけど…
やっぱり１人しか無理なのかなぁと思うと落ち込む。
２人欲しい。
性別も別がいい。
そうすると「上手くやった」みたいに思われる風潮のせいか
義理の妹ちゃんもそうなせいか
何と競うわけじゃないけど
やっぱり一人っ子は不安だ。

諸事情で難しいのは分かってるけど
私には望めないんだろうか、っていうのが辛い。
体は健康なのに。

経済面の心配がなかったらなぁ。
生まれてしばらくして転機だらけだから
どうなるのか見えなさすぎて。

私が何とかできるほど強くないのが悔しい。
でもこんな人生を送ってきたのだから自業自得。

きっと周りと一番比べてしまうのは私で
劣等感やプライドが未だに障壁になるのも私。
なにも変わってない。
変われるんだろうか。母になったら。
そんな簡単じゃないよね

でも、この子はもうすぐ生まれて間違いないはず。
うん、私がそう信じないと。
ちゃんとしなきゃ。

夫を「幸せ」によって泣かせるのがひとつの夢。
なんてね。
そんなほんわか加減は
産む前の今だけだったりするのは分かってるけどね。