宇宙

なんにもない
ほんとうになんにもないなあ
じぶんには

毎日そればかり。
子供がかわいくてかわいくて
でもふと辛くなった時に陥るいつもの負のスパイラル。

変わってないんだなぁ、私

故郷というか
実家には
昔の自分があふれ過ぎてる。



一週間がっつりインフルで寝込み
もはやメイクした状態すら忘れてしまった。
まともな部屋着もないから
よれよれの、なんなら中学から着てたようなの着て
眼鏡でひっつめで家をうろうろすると
子供が不憫で不憫で。

子供は、あっちにいた時のまま
かわいくてかわいくて、なのに。


今日は久しぶりにに日の光を浴びた。
田舎の一軒家の広さ、子供と庭で遊ぶだけで十分だ。

庭に置いてある、
小学一年生の時に作ったゾウの置物を見て
「ぞっちゃ！」と言ってた。
こんなんで分かるなんて賢いじゃないの。

それどころか
教えたつもりもないのに英語を覚えてた。

動物大好きなので、こどもずかん的なのを見せるんだけど
もう全部覚えられて飽きたのでちょろっと言ってはみてたけど。

squirrelだのrhinocerosだの、大人でもピンと来ないようなのを
私の拙いマメ知識的発言からインプットしてる。
（もちろん聞いて指差せるだけだけど）
すっごーーー、子供。

元気になったら行きたいな動物園。

電車地獄だから、母のいる時に。

そうそう
車の運転を…８年ぶりに…してみたけど…
サイの背中に乗るより怖くてもう心折れそう。
というか、どこに行っても駐車ができないんじゃ意味がーー
子供と二人じゃ無理だ絶対
っていうか子供、チャイルドシート脱出するから
そもそも無理だ！


ああ
ほんっとに、
なんにもないなあ。

空っぽすぎて泣けもしない。

けっこう辛い。